ギョーザから新たに殺虫剤成分検出 メタミドホスが検出されたのは、千葉県と埼玉県で販売された3袋で、最高で0.06ppmが検出された。また、東京・世田谷区で販売された1袋からは微量のジクロルボスが検出された。いずれも中毒事件の発生以降に回収されたもので、健康被害は出ていないという。
<2/12 0:06>
中国製冷凍ギョーザによる薬物中毒事件で、日本生活協同組合連合会(=日本生協連)は11日、「CO・OP手作り餃子40個入り」から新たに毒性の強い殺虫剤成分「メタミドホス」と「ジクロルボス」が検出されたことをホームページで明らかにした。
メタミドホス【めたみどほす】=達馬松(Methamidophos)
野菜などでアブラムシなどの駆除に使われる有機リン系の殺虫剤。日本では農薬登録されていない。毒性が強く、致死量は体重50キロの成人で1・5グラム程 度といわれ、経口摂取すると胃けいれんや下痢、嘔吐(おうと)などの症状を起こす。人が生涯にわたり毎日摂取し続けても健康に影響がないと判断される量 (1日摂取許容量)は、体重50キロの人で0・2ミリグラム(1キロ当たり0・004ミリグラム)とされ、食品衛生法では、ニラ0・3ppm、キャベツで 1ppmなどと食品ごとに基準値を設けている。これまでに中国産の冷凍カリフラワーや冷凍ライチ、そばなどから基準を超える濃度で検出されたことも。農薬 として使われている「アセフェート」が分解して検出されることもある。ジクロルボス【じくろるぼす】=二氯松(Dichlorvos)
広く使われている有機リン系の殺蟲剤で、茶や桑などの農薬のほか、ゴキブリやハエなど一般家庭用の殺蟲剤としても販売され ている。茶褐色の液體で蒸散性が高く、特異な臭気を持つ。大量に摂取した場合、吐き気やけいれん、下痢などの症狀が見られる。発がん性があり、劇物に指定 されているが、有毒成分は早く消失し、殘りにくい。厚生労働省によると、人が生涯にわたり毎日摂取し続けても健康に影響がないと判斷される量(1日摂取許 容量)は、メタミドホスが體重1キロ當たり0・004ミリグラムなのに対し、ジクロルボスは0・0033ミリグラム。
http://mainichi.jp/word/archive/news/2008/01/20080131ddm001040005000c.html
